【シングルトラベラー】金沢旅行記 その2【きまぐれぶらり旅】
金沢旅行記その2です。
前回に引き続き、2日最終日の記録です。
2日目朝、新幹線の中で見た『ことりっぷ』でひがし茶屋に
気になるカフェがあったので、そちらで朝ごはんを食べました。
(ひがし茶屋2回目)
『フラッフィー』というパンケーキのお店なのですが
人気店らしく、オープン30分後に入店したことろ、ほぼ満席状態。
注文したのは定番メニューの「バターミルクパンケーキ」
店名のごとく、ふわふわしっとりの食感で、でも表面や縁の部分はカリッとクリスピーな部分もあり、しっかりとパンケーキとしての食べ応えもある一品でした。
店内も実際のお茶屋さんを改装した小さな佇まいで、表通りから少しはずれにあるので
とても静かでゆったりした時間を過ごせる場所でした。
朝からこんな風に素敵な場所で美味しい朝食を食べられるってとっても幸せ・・・♡
お腹も心も満たされたところで、向かったのは
ずっと行きたかった「金沢21世紀美術館」です!!!
ガラス張りの洗練された円形の建築、そこをぐるぐると描くようにチケット購入のための人だかりが出来ていました。
私は一足お先にローソンで前売り券を買っていたので(駅に居たチケット販売のおじさまが絶対前売り買った方が楽だよ!と言ってくれたので)ファストパスのごとくそのまま展示を見る事ができました。おじさまありがとう!!!
おそらく、来る人ほとんどの目当てはこちら
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レアンドロ・エルリッヒ作《スイミングプール》
有名な21世紀美術館のメインの常設展示です。
夏の青空がキラキラと反射してとても綺麗でした。
上から見る場合は無料ですが、プールの中に入る場合はチケットが必要になります。
ガラスに水が張られてゆらゆらと波打つたびに美しく輝き、
どちらから見ても見る人・見られる人の立場を体験できるインスタレーション作品です。
自分がいる世界は地上なのか水中なのか、両方から見る事でそれぞれの世界観に思いを馳せることができました。
ただ、それはもう凄い人の数で、入場制限がかかっていたくらいなのですが
映えスポットとばかりに皆んなひたすら写真撮影。
没頭しすぎて、地上で撮影しているスカート姿の女性に「おい!下から見えちゃうよ!!!」とひやひやしてしまう場面もありました。
雨の日や曇りの日などもまた見方が変わりそうですね。
とにかく今度は人が少ない日に行きたい(笑)
その他も80年代の現代アート作品の企画展など、
各部屋ごとに様々な展示があり、一方通行の様に見て進んでいく形式ではないので
また気になる展示の部屋に戻ったり、一旦スペースを離れて休憩してみたり、といろんな見方ができる美術館だなと思いました。
スイミングプールの展示を含めて2時間くらいは滞在してました。
お昼ご飯は美術館の近くにあった女子ウケしそうなカレー屋さんで。
金沢カレーを代表する「ゴーゴーカレー」のような男性的なイメージと対を成す
女性的でおしゃれな空間のお店でした。
トッピングやカレーの種類などいろいろ選べます。
私が頼んだのは、チキンとビーフカレーだったかな。
とろみの少ないさっぱりとしたカレーでした。
そのあとは、友人からおすすめされていた施設
「鈴木大拙館」に行ってきました。
美術館というよりかは、鈴木大拙という人物の思想に触れ、来る人たちがそれぞれに学び考える事のできる空間が提供された施設です。
兼六園からも徒歩でいける距離ですが、ここに行くまでの静かで緑豊かな道がとてもお気に入りです。
禅の文化を世界に伝えた人物だそうなのですが、その鈴木大拙の思想を建築にも反映していて、一面に広がる水面は静寂に没頭できるような時間を与えてくれます。
以前写経体験をした時に「無」という字を死ぬほど書いた記憶があるのですが
こんなふうに静寂な空間=無に浸ることで、あらためて自分自身と対峙できるのだな、と心洗われる時間を過ごせました。
シンプルな建築がより一層静けさを引き立ててくれる感じ。
そして、そのあとはふらふらと雑貨屋さんを巡ったりしたのですが、
お盆休みでお休みのお店も多く、ひたすらふらふらと街を歩き回っていました。
帰りは夜行バスだったので、その時間までに夕食を食べて時間潰し。
駅の中でお土産を買ったりしていました。
ご飯どころがどこも人でいっぱいだったので
夕食は唯一空いていた洋食屋さんでオムライス
歩きすぎてヘトヘトだったので、この時はもう座れた安堵感でいっぱいでした・・・
そんなこんなで、夜行バスの中ではぐっすりで目覚めた時には東京に帰っていました(笑)
むちゃくちゃ暑いし無計画な旅行だったけれど、なんだかんだ行きたい場所には行けたので大満足です♪♪
旅行って楽しい♪
今度は市場やショッピングをメインに観光してみようかな。
以上 金沢旅行記でした!